ブブンゴのシオ 楽曲紹介 by BUBU


ども、BUBUNGOの歌の方の「bubu」こと渡辺学です。

BUBUNGOのファーストアルバムもいよいよ予約開始となり、せっかくなので各曲の解説などをすこし。


M-1 言えなくて〜今夜は君を帰さない

 女の子と初めてのデートで熱海に行くっていうのもなかなかないだろうが、熱海城そばに併設された施設には、トリックアート美術館とそれと今となっては日本では「秘◯館」と呼ぶのはここだけの場所がある。

 もう、昭和の化石に近いものがあるのだが、これがまたノスタルジックで愛の溢れる場所なのだ!おっと、下品だとは何事だ!この「秘◯館」の3文字を興味を示さない殿方はいないのではないか?

 そんな場所に付き合って間もない男女(ちなみにいわゆるHなことはまだという設定)がいきなり入ることはできるのだろうか???

 

 テーマとは真逆のアコースティックギターのサウンドと、どこか小っ恥ずかしさを感じる爽やかなコーラスで繰り広げられるドラマにあなたはほくそ笑まないわけがない!


M-2  モナコな熱い夜〜Theme Of ATSUO〜

 特別、熱海推しというわけではないが、このあたりの温泉といえば伊豆や伊東、湯河原よりもやっぱり熱海というイメージが強いわけで、そんな熱海にゆるキャラが存在してるなんていうのも初めて知った。名前はひらがなで「あつお」会話の語尾に「~あつ。」というのが口癖らしい。また熱海はその景観から「日本のモナコ」と呼ぶ人もいるらしい。

 

 そんな熱海のゆるキャラが温泉好きで妖精になった「おっさん」というもなかなかシュールだが、あまりにもインパクトがあったので歌にしてしまった。 僕のエレキカッティングとクンゴのパーカッションで繰り広げられるサウンドで、ぜひなにかのイベントでサンバカーニバルばりのコスチュームを着た露出過多なおネエちゃんたちと「あつお」を交えてイベントしたいものだ。ちなみに「あつお」の公式Twitterと相互フォローしている。


M-3 朝は「ゆ」

 とある日の朝の日常(若干二日酔い)おもむろに弾き始めたクンゴのウクレレに合わせて、即興で歌い始める。テーマはまたしても「あつお」。温泉好きすぎて毎日通うわけだ。なので朝は「ゆ」。そう、こんな風にして歌のネタは蓄積されるという一例だ。


M-4 妄想サナトリウム

 この歌詞ネタをクンゴが僕に見せたのは二人でユニットを始めようと思い始めてすぐの頃だった。いわゆる「あいうえお」作文で作られていて、始めは全部ひらがなで何が書いてあるかよくわからなかったが、「ま行」でできたサビだけはあっという間にイメージができてiPhoneの録音機能で記録したのを覚えている。そしてこれがなぜかこのアルバムの代表曲になってしまった。自分自身この歌がここまで広がるとは思ってもいなかった。後半の決め台詞はもう降りてきたというしか言いようがない。世の妄想族の皆さんのサナトリウム(療養所)になることを!


M-5 焚き火オヤジのブルース

 焚き火といってもその辺の落ち葉焚きではない。キャンプでの焚き火だ。昔はよく行ったというファミリーキャンプに未練がないといえば嘘になるが、それでも自由で楽しいオヤジだけのキャンプに魅了されたキャンプオヤジの歌だ。それこそ、テントと寝袋さえあれば食事なんて出来合いかカップ麺でいい。一番忘れてはいけないのは酒とつまみとそして「薪」なのだ!

 

 音楽的にはいわゆる簡単なAのブルース。なぜ簡単なブルースにしたかというと、いつでもアドリブで曲の長さを変えて歌詞も追加できるようにするためだ。これはまさにキャンプ場のイベントで歌うための歌なのだ!


M−6 フライト No.9

 ポリティカルな印象?そう?それならそう思ってもらって良い。なぜならどう感じるか自由なのだから。ただ僕らは自由で夢のある明日が欲しいだけ。そんな明日に飛び立ちたいだけ。音楽的にはかなりぶっ壊して作ったこの曲は最初から最後までに6回も転調を繰り返す。この曲の歌詞には僕の思いよりもクンゴの強い意志が込められている。それを感じた僕が彼の歌詞ネタを元に具現化した。


M-7 雪道ドライブ

 これもある日の朝だったか?僕らはやはり二日酔い。クンゴがまた弾き始めたウクレレにアドリブで前夜にやってきたクンゴの友人の雪道ドライブのことを歌にしてしまった。こんなにもゆるゆるで笑ける日常はかなり素敵なはずなのだ。


M-8 大晦日

 日本はイベントが多くて大忙し。しかも宗教感もごちゃまぜ。まあ、それはいいとして、クリスマスを過ぎすぐに大晦日。大晦日といえば大掃除?僕はほどんとしたことがないが、子供にはそんなことは関係ない。朝からサンタにもらったラジコンで遊びたいのだよ。親戚が集まってまた酔っ払いのパパを見てるのも悪くないし、そんな大晦日からお正月が素敵!そしてやっぱり期待しちゃうのはお年玉なのだよ。と、僕は親戚が集まるなんていうのは経験したことはないが、理想的な妄想ともいえるのか?多少いざこざがあってもそれでもいいじゃないか!そしてまた一年を過ごせたらいいじゃないか!


M-9 エピローグ

 そして、このエピローグでまた一曲目へと自然にリピートされていくのだ。

 と、まあ全9曲。こってりしているようで、曲の長さ的にはあっさりだ。しかし、タイトルの「ブブンゴのシオ」の意味はわからないだろう。

 

 この「ブブンゴのシオ」というアンサーソングは、いずれ発表される(すでに録音済み)とても深い意味があるのだよ。命の源、自然の恵みなのだから。


価格は2漱石(2千えん、税抜き)

ランチを二回くらい我慢してもらえればかなりほくそ笑む時間を手にできます。ただし、初めて聞くときはヘッドフォンで電車の中で聞いたり、何かを飲みながら(牛乳とか)聞かないように。間違いなく吹きます。

渡辺"BUBU"学